原英莉花エリエールレディス(2021)制して4勝目挙げる!
【国内女子ツアー LPGA】|GDO ゴルフダイジェスト・オンライン (golfdigest.co.jp)引用
国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(21日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6545yd(パー71)
単独首位から出た原英莉花(22歳)が4日間すべて60台のスコアで安定したゴルフを見せて通算17アンダーで2位の柏原明日架(25歳)を振り切り、2020年11月の「ツアー選手権リコーカップ」以来となるツアー4勝目を挙げました。
管理人は、TV観戦でしたが17番パー5で2オンし、それまで同スコアで並んでいた柏原明日架をイーグルパットでねじ込み戦意喪失させたたシーンが圧巻でした。
難しい6mほどのフックラインを冷静に読み切りカップインさせる技術は、トッププレイヤーとしての証しです。
メンタル面での強さも印象付けた17番ホールでもありましたが、大会大詰めのクライマックスで見事にイーグルパット決められるのは、凡人には、到底無理な話です。
原英莉花の選ばれし者としての真髄をみせつけたシーンでもありました。
称賛に値するスーパープレイでした。
女子プロゴルフ界は、20代前半の黄金世代の華盛り!!
管理人は、これまで勝みなみ、古江彩佳、稲見 萌寧、渋野日向子などの選手の活躍を取り上げてきました。
彼女たちは、黄金世代と呼ばれる20代前半の女子プロ花形プレイヤーであり、いまや日本女子ゴルフ界を実力と人気でけん引するトッププロたちでもあります。
かつて申ジエ、イボミ、キムハヌルなどの韓国勢に席けんされていた日本の女子プロゴルフ界でしたが、それを引き戻してくれたのが彼女たち黄金世代なんですね。
まあ個人的には、イボミ大好きでしたけどね。
それぞれの選手に強いキャラクターがあり人気があり、実力がある。
スポンサーもつき、いまや女子プロゴルフ全盛の立役者といっても過言ではないでしょう。
今回のエリエールレディスもその流れを当然くむ中で行われました。
残念ながら先ほど名前を挙げた選手たちが今回は、優勝争いには、加わることはなかったのですが・・・。
原 英莉花と柏原 明日架の優勝争いは、ビジュアル的にも絵になる
今回、最後まで優勝争いを演じたのが、原 英莉花選手と柏原 明日架選手の二人でした。
この二人、原 英莉花(身長173cm58㎏、22歳)と柏原 明日架(171cm、63㎏、25歳)は、バツグンのスタイルとキュートな笑顔を備え持つ美形ゴルファーです。
高身長、脚なが、モデル体型の美形ゴルファーという共通点を持つ二人が優勝争いを演じたのですから、否が応でも盛り上がるというものです。
このブログをご覧の皆様には、プレイの内容に注視せずに「お前は何を見とるんだ!」と怒られそうですが、これって実は、とても大事なことなんです。
いくら女子プロゴルファーが試合で凄い活躍したとしても、そこに付随してくる華やかな外面、内に秘めたるドラマを伴わないとゴルフファンの気持ちをガッツリと掴むことはできないのです。
大衆は、結果の優劣だけではなく、そこに至るまでのドラマチックな過程に共感を感じて、感動を共有化できることに喜びを見出すのです。そこにビジュアル的要素が加味されたら<鬼に金棒!>です。
管理人の持論です。
原 英莉花の優勝には、ドラマがある!
つまりそこにドラマがあれば本物のステータスになるのです。
原 英莉花選手の場合、あのジャンボ尾崎の愛弟子というエピソードがあります。
彼女には、1年間の苦悩がありました。
昨年11月の最終戦・ツアー選手権リコー杯で優勝の美酒を味わうことが出来ました。
ところがそれ以降の1年間は、鳴かず飛ばずの苦しい日々が続きました。
あれこれと試行錯誤をくりかえすが調子は上がらず、プロゴルファーの職業病ともいえる腰痛にまで悩まされ追い打ちをかけたのです。
そんな中でジャンボからのアドバイスは、「シンプルにスイングを振り切れ!」ということだったらしいのです。
そして丁度1年後の11月21日。エリエールレディスでの涙の優勝!!
「USLPGAツアーを経験し、私に足りないものがたくさん目立つようになった。たくさん練習をして、クラブを選んで、試行錯誤を続けているうちに、ぎっくり腰などを発症。体が壊れ、自信がもてない。とにかく苦しい。すべてのことが、よくわからなくなった」とため息をついた。
続けて、「きのう、きょうもしんどかったです。クラブを振り抜いているのか、よくわからない。スポーツを続けていくうえで、体が資本-という意味を思い知らされた。これが何よりも勝る。(優勝してから)涙が止まらなかった」。1年ぶりの優勝会見で、すべての葛藤を吐き出した。
|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会引用
これって感動を共感できるドラマじゃないですか?
これは、なにも女子選手だけに限らず男子プロのスタープレイヤー松山英樹選手にもいえることです。
またジャンルは、違えどメジャーリーグのMVP大谷翔平選手にも同じことがいえます。
彼らは、例外なくずば抜けた実力とそこから形成される外面の華やかさ、そして栄光に至るまでのドラマを持っていますからね。
ただし逆のパターンもあります。
アメリカチャレンジ下部ツアー参戦するも夢やぶれて帰国した石川遼。
帰国後2週間は、コロナ自粛を経なければならないのに、平然と自粛破りをして大ヒンシュクを受けました。
この石川遼くんなどは、典型的にマイナスのドラマを作ってしまったパターンです。
10年ほど前は、あれほど日本の男子ゴルフ界に旋風を巻き起こしスターダムにのし上がった男の今の惨状は、寂しい限りです。
出来ればあのカッコつけのロン毛をばっさりカットして、もう一度一から出直して欲しいと切に願うばかりです。
ガンバレ石川遼!!
原 英莉花クラブセッティング
詳しい経緯は、分かりませんが、彼女はジュニアの頃からミズノのギアをメインにつかっているとのこと。メインのメーカー契約ももちろんミズノです。
☆ドライバー
ST-X(ロフト:8.5度、シャフト:ミズノオリジナル(S)、長さ:46.5インチ)
中弾道でつかまりの良さを追求したドライバー。
管理人ブログのギア紹介したST200Ⅹの進化系ドライバーとして2021年登場です。
☆フェアウェイウッド
ST200X チタン(3W)、ロフト:13度
☆アイアン
JPX921ホットメタル(5番~PW)
☆ウェッジ
ミズノ オリジナル(ロフト:48度/52度/58度)
☆パター
「管理人の気になるニュース」カテゴリーの関連記事
「ミズノ」カテゴリーの関連記事