ゼクシオ12ドライバーは、ゼクシオ11を超えるのか?

ゼクシオ12の秘密兵器は,クラウン下の翼模様のアクティブウィング!

管理人のあまのじゃく評価
やさしいゴルフギアの代表選手ゼクシオから2021年最新版ゼクシオ12ドライバーが発売されました。
数あるドライバーの中でも日本人には、モンスター級の支持層を持つのがゼクシオブランドです。
「12」の名前の通り12代目ゼクシオです。
ダンロップは、ゼクシオブランドを2年に1度モデルチェンジするので今回がそのタイミングということでしょう。
改めてゼクシオは、最初の発売から、もう22年以上も経っているいるということですよね。
なんかすごい長寿ブランド力です。
今回のモデルチェンジの最大のウリは、ヘッドのクラウン部分のヒール側にある「アクティブウィング」(行動的つばさ?)を設けた点です。
これってクラウン部分のデザイン(下部写真)をよーく見てもらえばわかるのですが、わずかに「盛り上がっている翼模様の部分」です。
で、これがなんの役に立つの?
ってなりますよね。
クラブをスイングする時、テークバックしてトップに入る、そしてそこから一気にダウンスウィングに入ります。
このダウンスイング時にどうしてもアマチュアの大多数は、ヘッドがわずかにぶれる現象が起こりやすいのです。体幹つまり軸が安定していないので、どうしてもぶれやすいのです。
ヘッドがブレると当然ミート率が落ちる。
それを「アクティブウィング」という秘密兵器が空力制御を行いダウンスイング時のヘッドのブレを最小限に抑える効果を発揮するというのです。
その結果ミート率が改善する。
「ほんとかなあ」と信じがたいのですが、メーカーの開発チームは、胸を張ってその成果を掲げています。
ゼクシオ大好きな管理人のひいき目で言わせてもらうなら、この「アクティブウィング」こそゼクシオ12の存在価値そのものなんだろうなと思います。
この新兵器ゼクシオ支持者に文字通り支持されればゼクシオ11を超える存在になりうるでしょう。
管理人の評価 | 94点 |
---|---|
飛距離 | ★★★★ |
方向安定性 | ★★★★ |
打球感 | ★★★★ |
打ちやすさ | ★★★★★ |
ヘッドスピードm/s | ~42 |
プレイヤーレベル | 初級者&シニア |
≪見た目≫★★★★★
冒頭にいったようにクラウン部分に「アクティブウィング」と呼ばれる軽い突起物が付いています。
しかし実際構えてみても、その存在にすぐには気付きません。
手でじかに触れて分かる程度です。違和感は、ありません。
クラウンカラ-のネイビーは、深みのあるブルーを基調にゴールドのアクセントを用い、従来のゼクシオらしさを継承したカラーリングです。相変わらず高級感を醸し出していますね。
≪飛距離≫★★★★
ゼクシオは、他の優良ブランド同様に飛距離は、そこそこ飛ぶ仕様になっています。
但し、ゼクシオ11からゼクシオ12に変わったと言っても、飛距離が一段と伸びたかというと、それほど画期的に変化したというほどはないと思います。
「アクティブウィング」効果をあえていうなら、ヘッドのブレが少なくなった分飛距離が平準化して平均飛距離が伸びてくるのは、間違いないでしょう。
飛距離をさらに追求したいのであれば同じダンロップ「スリクソンℤⅩ系」のほうを選択すべきでしょう。
≪方向性≫★★★★
11同様最近のゼクシオシリーズは、直進性が非常に高くなっています。少々芯を外しても、打ち出し方向がややブレる程度で、曲がりがとても少ないです。
今回登場の12もしっかり踏襲されています。
基本フックフェースなのですが、それほどきついものではなく、弾道として高めの軽いドローボールが出やすい。あるいは、ストレートボールが出やすいクラブに仕上がっています。
≪打球感≫★★★★
「キーン」という高く澄んだ金属音を響かせて気持ちよさそうに球が飛んでいきます。相変わらず、ゼクシオは気持ちいい打感を響かせますね。球質は、高弾道低スピンで、非常に効率のよい”飛ぶ弾道”が安定して打てます。
≪打ちやすさ≫★★★★★
構えてみると分かるのですが、ややフックフェースです。
これは、ゼクシオ11同様にシニアゴルファーや非力なゴルファー、初級中級者をメインターゲットにしているのです。
そのため、見るからにつかまりやすい形状をしています。
いかにも右側には、行きにくい・・・そんな安心感を与えてくれます。
シャフトがこれまでのゼクシオ11と較べてやや硬め仕様になっている感じします。
試打の段階でこれまでSを使っていた人は、SRを、SRを使っていた人は、Rを試してみることをお勧めします。
但し、ヘッドスピード43以上のゴルファーにとっては、つかまり過ぎに注意が必要です。
スペック
色 | ネイビー |
---|---|
ヘッド素材 | フェース:チタン(Super-TIX®51AF)/ボディ:Ti-811Plus |
ヘッド製法 | フェース:鍛造/ボディ:真空精密鋳造 |
ゴルフクラブのフレックス | S、SR、R |
ゴルフクラブのロフト角 | 9.5度、10.5度、11.5度 |
ライ角 | 59 |
バランス | Ⅾ4 |
ヘッド体積 | 460cc |
ゴルフシャフト素材 | MP1200カーボン |
クラブ重量 | 282g |
長さ(インチ) | 45.75 |
キックポイント | 中調子 |
発売年 | 2021年 |
新品価格 | 8.8万円 |

『ゼクシオ12ドライバーは、ゼクシオ11を超えるのか?』へのレビュー
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平均スコア90、ゴルフ歴26年、55歳、HS40,身長168cm、70㎏、月2回ラウンド。これまでスリクソン565TGを使っていましたが、ここ1年ほどうまくつかまらない症状が続き、ついにゼクシオ12に買い替えです。
ゼクシオ使うには、若干の抵抗ありましたが、いざ使ってみると実に打ちやすいことに気付かされます。
せいぜい月2回程度のラウンドで仲間や職場のコンペに参加するレベルです。
ヘッドスピードも今では、40前後に落ちて来ました。
カッコつけてアスリートモデルで苦労するより、やさしいモデルで楽しくゴルフをする。
これが一番かなと思いたち購入しました。
ゼクシオ12ドライバー購入で大正解でした。
つかまりやすさが格段に違います。
力むとチーピンでますが、普通にスライスが激減。
どちらかというとフェード系のボールが出やすくなりました。
僕らのような50代で体力低下、ヘッドスピード低下を実感されるゴルファーさんには、つかまりが良く、スライスもある程度軽減できるゼクシオドライバーは、おすすめ度が非常に高い逸品です。中年の星になりたい 2022年01月09日 11:04 -
平均スコア85~90、ゴルフ歴30年、57歳、身長173cm、75㎏。HS38~40,月2回ラウンド。ゼクシオは、今まで手を出さない喰わず嫌いのシニアゴルファーでした。
キャロウエイビッグバーサ、テーラーメード、ピンと使ってきて、ようやく心境の変化によりゼクシオに手を出しました。
それも新作のゼクシオ12ドライバーです。まずもっての感想は、簡単に当たる。
そして飛ぶ。
この2点でした。
フェードヒッターを自称していましたが、実際は、スライサーで右に飛ぶミスが多い非力ゴルファーでした。
そんな私がゼクシオ12に換えたとたんに正しくフェードヒッターになりました(ような気がします)。
これには、本当にビックリでした。
自己分析するに
①若干のフックフェース形状効果で構えやすい。
②Rシャフト、ロフト角10.5度を選んだことが功を奏して球が上がって方向性がブレにくい。
③たぶん、スイートスポットがこれまで使ってきたどのドライバーより広い。つまり芯をはずしてもそこそこの当たりで前に飛ぶ。
この3点に集約される。
それとクラブとは、関係ないですが自分自身の加齢による体力の変化も影響して、ゼクシオ寄りになって来たのかもしれません。とにかく食わず嫌いだったゼクシオでしたが実際に使い始めての感想は、「もっと早く使えばよかった!」
そういうことです。
人それぞれですけど、ゼクシオがシニアゴルファーに圧倒的に支持される理由が身をもって理解できました。喰わずギライ 2022年01月13日 22:06 -
先日試打してきました。
シャローフェースは、構えた時の安心感があります。
これだけで初級、中級者の強い信頼をもらえそうです。
クラブの打球音も11と比較してもこちらがいい。
そして方向性、つかまり具合も良かったです。
シャフトを自分用にいろいろカスタムすれば飛距離もさらに伸びそう。
これまでのエースドライバースリクソンZ785より優しく打てました。
注意すべきは、力まないこと。
ゆったりスイングを心がけることかなと思います。
私のようなHS40前後のゴルファーには、ぴったしのドライバーです。
ていうかゼクシオのターゲットゾーンに見事にはまってしまっています。
<匿名 2022年01月27日 22:31 -
平均スコア92~95、ゴルフ歴23年、49歳、HS38、身長167cm、71㎏、月1回ラウンド。現在ゼクシオ11を使用しています。
もともとスライサーですのでゼクシオ11の掴まりの良さと安心感のある丸顔ヘッドで十分だと思っていました。
先日試打会でゼクシオ12を打たせて頂きました。
たいして違いはないだろうと思っていたのですが、なぜかナイスショットが続くのです。
これは、やはり日頃から同じシリーズのゼクシオ11を使っているせいだろうと思ったのですが、何かちょっと違うのです。
ゼクシオ11との違いは何だろう?
直感的には、気のせいかもしれないですが、ヘッドの厚みが薄くなっているような気がします。
これは、構えた時の安心感が増します。
それとヘッドクラウン部分に施されたウィング?状のデザインは、最初「ん?」となりましたが、慣れてくると気になりません。
これの効果でヘッドがぶれにくくジャストミートすると言われたのですが、正直ホントかどうか分かりません。
まあでもナイスショットを連発したのがその効果なら納得です。
飛距離については、僕の場合、11と12の違いは、よく分かりませんでした。
それでも掴まりのよさとナイスショットの連発ということもありネット経由で購入しました。
ゼクシオ11もお気に入りでしたが、今後のエースは、12となりそうなので中古ショップへ売りに出す予定(^-^;
匿名 2022年02月14日 22:30 -
[…] いわゆるゼクシオ12のようなおたすけ的ドライバーとは、少し異なります。 […]
テーラーメードのステルスドライバーは、驚きのカーボンフェース!! - ゴルフギア!本当のチカラ掲示板 2022年02月26日 11:13
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平均スコア100、ゴルフ歴25年、57歳。月一ゴルファー。
この10年ゼクシオ党です。
ゼクシオ10からの買い替えです。
RシャフトからRシャフトへの平行移動です。
もともとスライサ-でヘッドスピードもゆったり派(HS38前後)なので、ゼクシオは、私には、ぴったりのブランドです。
ゼクシオ10自体も相性よかったのですが、ゼクシオ12が発売されて外観の洗練されたカッコよさに惚れて購入しました。
グリップが少し細い印象ありますが違和感ありません。
飛距離、方向性ともに遜色ありません。
ゼクシオ10同様に若干のフックフェース仕様です。
よって構えた時に安心感ありますが、ハードヒッターだとつかまり過ぎて強いフックボールが出るみたいです。